皆さんは「ディスクイメージ」ってご存知ですか? こいつは現代社会においておそろしく便利なやつです。簡単に言うと、ディスク1枚分をまるごと圧縮したファイルです。
どんな時便利なのか例を使って説明しましょう。あなたは今友達から1枚のDVDを借りました。コピーガードはかかっていません。そこでDVDの中身を開いてPC上で新しいDVDのディスクにコピーしました。
しかし自宅のDVDプレーヤーで見ようとしたところ、残念ながら再生できませんでした・・・orz。
しかししかし、最初のディスクを「ディスクイメージ」という形式に変換し、そのデータをUSBメモリに入れて家に持ち帰りました。そしてこのデータを元に自宅のPCで新しいDVDを復元したところ、見事にDVDプレーヤーで視聴できるディスクが生まれました!
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というところで前置きが長くなりましたのでさっそく本題へ。今回はMacでの説明になりますが、Macの場合はもともとディスクイメージを操作するソフトが入っているので簡単です。
【1. ディスクユーティリティ起動し、ディスクイメージを作成】
「ディスクユーティティ」は全てのMacに最初から入っているソフトです。まだ使ったことがない人は「アプリケーション」フォルダを開いて下さい。その中に「ユーティティ」というフォルダがあると思いますがそこに入っています。
「ディスクユーティティ」はMacにつながっている様々なハードディスクやUSBメモリ、CDやDVDを管理するためのソフトです。
下の画像がディスクユーティリティを起動したところです。画面左側にMacにつないでいるディスクが一覧表示されています。この中でディスクイメージを作成したいDVDを選択します。
そして「ファイル」メニュー(Macの画面の左上部にあるメニュー。リンゴマークの右側にある)を開き、「新規イメージ > (DVDのディスクの名称)からイメージ作成」を選びます。
ディスクイメージを保存する場所を聞かれるので適切な場所を指定します。さらに画面下部においてディスクイメージのフォーマットを指定するのですが、ここでは「DVD/CDマスター」を選んで起きましょう。
「保存」をクリックするとディスクイメージが作成されます。作成元のディスクをMacから取り出し新しいディスクを挿入しておきましょう。
【2. ディスクイメージから物理ディスクを作成】
出来上がったディスクイメージを右クリックします。すると「(ディスクイメージの名前)をディスクに書き込む」というメニューが表示されるのでこれを選択します。
あとはMacが自動的に焼いてくれます。
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ディスクイメージは本当に便利な機能です。知らないと損です。
次回はWindowsでのディスクイメージの活用方法を説明します。